あたしの秘密
久しぶりの甘い雰囲気にあたしはもう心臓がドキドキしっぱなしだ

AEDの準備をしたほうがよさそうだ…

そんなあたしの心中なんてまるでわかっていない社長はしばらく経つと寝息を立て始めた

よくもまぁ、そんな状況で寝られますね!

あたしは社長のほうに体の向きを変えた

月明かりに照らされた社長の顔は相変わらず整っている

神様は不公平だ

くっそぉ

天は二物を与えず というが絶対に嘘だ

もしそうだとするならば社長は何かの手違いで生まれてきたな

そうに違いない

そんなことを思っているうちにあたしは睡魔に襲われた
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