桜龍




「もうちょっと、じっくり考えてみる……」



『分かった!!』




あたしは、総長部屋へと向かった。



侑稀がいたときのままの、部屋。



ベッドに倒れこむと、侑稀の匂いがする。



ねぇ侑稀…………



あたし...どうしたらいいかな??



なんて、答えはないとわかっていても、侑稀に頼ってしまう。





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