桜龍
「なにもなさそうだけど……」
「!!……あれは、パソコンですね」
朔夜が見つけたのは、机の上に置いてあるはずのパソコン。
「……見てみろ」
大輝も気になるのか、少しそわそわしていた。
「!!……」
「「??……朔夜??どうかしたのか??」」
パソコンの画面を見たまま、動かない朔夜。
そこで、陸がパソコンを取り上げ、書かれていることを読み上げる。
「え??はっ??……今日、攻められるのは、狼牙じゃなくて桜龍に変更って……!!」
『!!……』