桜龍




「そーやで。いくら付き合ってたゆーても、侑稀と楓が違うんは、当たり前なんやから」



「あたしたちは、侑稀の意志を受け継いだ、楓に付いて行くって、決めたんだから」



続いて、圭吾と桃香もそう言ってくれた。



侑稀………あたし……ホント、良い仲間を持ったよね。



ちゃんと……あたし、進んで行くよ。少し、時間がかかるかもしれないけど……



次の戦いでは、絶対に死者を出させない。



桜龍の仲間は、あたしが必ず守る。



だから……少し、天国から力を貸してね。




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