桜龍




「どうして?!」



なんで、そんなこと言うの?



せっかく………やっと会えたんだよ?



「ここは、まだお前が来る場所じゃない」



そんな………



「それに、俺がせっかく助けたんだ。楓には、ちゃんと人生楽しんでもらわなきゃ、困る」



侑稀の顔を見ようと、顔を上げようとしたら、頭をなでていた手で押さえ込まれてしまった。








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