桜龍
キケンな楓
――楓side
「優磨さんの部屋ってどこー!?」
迷った。カンペキ、迷った。
部屋番号聞いとくんだった……
「優磨さぁーん??」
って……いるわけないか。
仕方ない。
一端、理事長室に行って、一騎さんに聞こう。
そう思って歩いていると...
「わりぃ、楓!!」
あ!!
優磨さんだぁ…☆
「待ったか??」
待ったってか、迷ったんだよね……
「それよりはやく部屋行こ!!☆」
話を遮って言った。迷ったなんて恥、知られたくないし。←(つまりごまかした)