桜龍




――優磨side




あーあ……飲んじまったよ。




「優磨しゃん??」



出てちまったよ。←(壊れたか?)



楓はなぜか、ミルクを飲むと、甘々になるんだよな……



しかも、本人はそれを覚えてないから質が悪い。←(そりゃ、ご愁傷様)




「楓??どうかしたか??」



「優磨しゃん、ミルク、おいしぃね〜」



「おぅ、サンキュー」



ここは、逃げた方がよさそうな気がする。



「俺、ちょっとなんか買ってくるわ」



様子が落ち着いた頃、戻って来よう。





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