桜龍




その次の日曜日。


あたしと侑稀は、近くの遊園地まで来ていた。



何気、遊園地デートってしたことなかったから、憧れてたんだよね〜。




「ほら、楓。行くぞ」



侑稀についていって、ジェットコースターへと向かっていた……はずだった。



でも……



「侑稀ーー!?」



どうやらあたしは、迷子になっちゃったみたい☆


アハッ(笑)



周りを見てみるけど、侑稀の姿は見当たらない。





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