桜龍




その帰り道...

2人で遊園地から駅までの道のりを歩いていると...



――スタスタ



ふと聞こえた足音。



でも、気が付いた時には……



――ブスッ



なぜか、あたしを抱き締めて倒れる侑稀。



なにが起こってるのか、理解できなかった。




「ぐはっ………」



侑稀の声が聞こえて、あたしはようやく理解することができた。



…………刺された??





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