びたーちょこれーと。
「喋ってばっかで練習にならないじゃない!!!!!」
「うるせぇな、いちいち口出すなよー」
男子部長の布瀬が笑いながら言った。
「煩いのはそっちでしょ??!!!!」
皐月は顔をぐちゃぐちゃにして泣きわめく。
「まぁまぁ、唯香そんなにムキにならなくても…」
睦月が止めにかかる。
「煩いわね!!あんたが1番下手なくせに練習しないなんておかしいんじゃないの!!?」
「!!」
睦月が黙り込んだ瞬間、水無月が皐月の胸倉を掴んで皐月を壁にたたき付けた。