びたーちょこれーと。






外に出ると、テニス部が活動していた。



(師走に当たったってなんも無いだろ………馬鹿かよ)


そう思いながら目は睦月を探していた。



「あ」


見つけた瞬間睦月は空ぶって先生に怒鳴られた。



と、ある女子と目がバッチリあった。


背が低く、茶色っぽい髪に鋭い目つき。


この女子は後になって俺を支えてくれる存在になる。




まぁ、今は知らないから目を逸らした。


「ねぇ、あっちでこっちをガン見してる変態が居るんだけど」

オイオイ!変態じゃねぇって!


「えっ、誰!?」


ひーっ食いつくなよ!



俺は急いで校舎に逃げ込んだ。





< 13 / 304 >

この作品をシェア

pagetop