びたーちょこれーと。






奇跡というのか…。
私達と卯月達の席は一直線に並んでいた。


未琴ちゃんが気を使ってうちと卯月が隣になるように座った。


そんなことされると意識しちゃって、映画どころじゃなくなるんじゃ…。


とか思ったけど案外映画に集中しちゃって、映画の間は純粋に楽しめた。



映画が終わり、未琴ちゃんが隣で背中を伸ばしていた。


「さ、行くかー」


スクリーンのある所から出て、未琴ちゃんがトイレ行きたいから千咲着いてきて、と腕を引っ張った。


卯月と師走もトイレへ行った。






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