びたーちょこれーと。
「ふぅ、仕方ないからあいつら探しに行くぞ」
「あ、うん…」
こうして私達の未琴ちゃん捜索デートが始まったのだった。
とりあえず、ハンバーガー屋で食事を済ませてあちこち歩いて回った。
でも見つからない。
どこへ行ったかなんて予想がつかない。
「師走と未琴ちゃんなんて珍しいコンビだから予想がつかないよ」
「そうだな…あいつらに共通点はあるのか?」
「ねー…どうする??」
風が冷たくなってきた。
最近は日が落ちるのが早くなってきた。
「とりあえずどっかで休憩するか」
卯月の提案で近くのカフェで一息つくことにした。