びたーちょこれーと。
「ふぅーん…
ま、あんま待たせんなよな?」
師走は未琴ちゃんの頭をポンと叩いた。
「わかってるわかって…ああ!」
未琴ちゃんが指差し、師走が未琴ちゃんが指差した方を見る。
「あっ、卯月!睦月!」
私と卯月は手を繋いで歩いてた所に未琴ちゃんと師走が居合わせた。
卯月は師走と未琴ちゃんを見ても、手を離そうとしなかった。
「えっ、ちょ、あああ水無月さん嬉しくて泣きそう!!」
未琴ちゃんがジャンプして喜んでくれた。
「ちょっ、水無月、いっぱい落としてる」
師走が未琴ちゃんが落としたぬいぐるみ等を拾う。