びたーちょこれーと。
次に、御神籤を引いた。
「中吉かぁ…
うわっ、有り得ないくらい恋愛運が良いw」
未琴ちゃんが苦笑いしながら御神籤を眺める。
「よっしゃ大吉だー」
椿本はわーいと卯月にもたれ掛かった。
「俺吉…恋愛運はまずまずだが他が良い感じだ」
卯月は少ししょんぼり。
睦月は恋愛運だけ酷いのか、とビビる。
「あ、うち小吉かぁ
何事も素直に…ねぇ」
「千咲にピッタリ!素直に生きなよっ?」
水無月に肩を叩かれ、睦月はうん!と意気込んだ。
今年はどうなるんだろう……。
4人が見る空は、清々しい青空で、頬に感じる風は自分達の背中を押してくれているような気がした。
びたーびたーちょこれーと。
に続く