びたーちょこれーと。
朝、教室に入ってすぐに睦月が居た。
「邪魔だよチビ~」
鞄で睦月を退ける。
「なっ別に邪魔な場所にいないでしょ!!」
「うるせぇな朝からw」
あからさまな嫌がらせをすれば良いんじゃねっ!?
ってのが、俺の考え。
睦月と一緒にいる水無月にも存在をアピれる!
しかし、睦月に嫌がらせをするほど周りから言われることに気付いたのは一ヶ月後。
そして、水無月も俺は睦月を好き、なんて思ってるらしいことも知った……。
今考えると、あの頃の俺は馬鹿だと思う。