びたーちょこれーと。






「そういや久々だな、こうやって話すの」


「確かに!夏休み以来かな…」


あの時を思い出して私は、何だか心で何かが綺麗に納まった。



「もうそんな前か!早いなー」


長月は頭の後ろで手を組んだ。


「ん?水無月、身長伸びた?」


「え、そうかな?!」


意識しちゃってうまく話せない。


だって、長月はうちがずっと気になっていた人だから…。



「ま、チビはチビだけどな!」


うちは長月は一言余計なの!と長月の腕を叩いてそっぽを向いた。






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