びたーちょこれーと。






なのに、長月は良いように言ってくれてうちは凄く嬉しかった。



「水無月…」



気持ち、なんだか分かったな。



「うち、師走とは付き合わないよ」


精一杯の笑顔で長月に言った。


長月はフと手を離した。

その隙に私は走って帰路に着いた。




もう、惑わない。


私は、長月が好きだ。






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