びたーちょこれーと。






「……当たり」


「は?睦月?」


「ちげーよ、水無月」



ふーっとみんなが盛り上がる。


その後、根掘り葉掘り聞き出してきた。



むきになって素直に答えた。



望夢は頭から布団をかぶっていた。



負けたくない。

水無月だけは誰にもやらねぇよ。



いつの間に、俺は水無月をこんなに好きになっていたんだろうか。






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