びたーちょこれーと。
最初、男女くっきり分かれて歩いていたが、徐々に5人一致団結していた。
ルートにはそれぞれ15の地点があり、点数が10、20、50とランダムに付いていて班ごとに点数を争う。
「あ、今E地点過ぎた!」
「なんだと!?行くぞっ」
走ったり歩いたりを繰り返していた。
3分の2の辺りに来て、水無月が50m後ろに居た。
「あれ、未琴ちゃん??」
睦月は肩を揺らしながら後ろを振り返った。
と同時に望夢が猛ダッシュで水無月に駆け寄った。
その瞬間水無月は崩れるように倒れた。