びたーちょこれーと。






自然教室が終わり、2日間休みだった。



いつもと変わらず水無月にメールしようと携帯を開いたら、既に水無月からメールが来ていた。



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やっぱね、曖昧なこと言ってたけど、うち好きな人いるから師走とは付き合えない。

ごめんね


      -END-


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メールの文の終わりを表す-END-が、俺の恋の終わりを表しているような気がして、携帯を投げた。








死にたい。








俺は悲しくなってその日1日は家に篭った。


でも次の日、出来事は動く。






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