「お母さんが死んだらね、」
さっさと部屋着に着替えて、コタツに足を入れる。

あぁ、あったかい…


ヤスコの足が私の膝にガスッとあたった。

「あら、ごめんなさいね~」

チッと舌打ちしそうになるのを、何とか止める私。


寒い思いして帰ってきたんだから、少しは気ぃ使えや!
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