君が好き


私は手に本をとってパラパラめくった



最後の章を読んでいると涙が出てくる



何で、この男の人は三年後なんて無理な約束したんだろう


また、最後の二人の会話が泣ける


『なぁ、美香。俺が死んでも、新しい幸せを求めていいんだ。つらいなら俺のことを忘れてもいい』

『そんなこと言わないでよ!私は忘れるなんてできないよ…』


『美香・・・、好きだよ・・・美香ともっといたいよ。だけど・・・それはかなわない。だからせめて幸せになってほしいんだ』


『・・・和樹・・・わかった。だけどね・・・忘れない。絶対に』


『ありがと』


こういう会話で最後になる


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