君が好き
ぎゅ・・・


瑞樹君は私を抱きしめてきた


「ちょ・・・瑞樹君・・・」

「なに」


恥ずかしくて泣きそうになっていた


「瑞樹君、離して・・・」

「・・・しょうがないなぁ」


私を瑞樹君は離して


「ねぇ、咲。ずっとそばにいてね」

いつもならそんなこと言わないのに・・・


今日はなんでそんなことを言うんだろう


私は不思議に思いながらも言った

「もちろん。そばにいるね?」


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「(バッドエンドみたらなんか離れちゃう気がしたんだよな)」

俺はそう考えてボーっとしていた

「瑞樹くん、お茶飲みませんか?」

「いいね」

俺はそういって彼女を抱きしめた


「(もし、君が離れようとしても俺が離さないよ)」



ずっとそばにいよう


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