君が好き


俺は、待合室のソファーに座らせて



「それじゃぁ待っててね」


「うん。がんばってくださいね?」


咲はそういって微笑んで俺に手を振った




俺は会議室に向かって歩くと


「ねぇねぇ、かわいいね!今日はどんな用事?どこか悪いの?」


そういって

咲に声をかけている高校生くらいの患者


ったく、本当に大丈夫かな?

すごい心配だな




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