君が好き


私はまだ眠い目を何とか開こうと努力する


「ん・・・・」


私は、目を開けると、私の胸の下あたりに腕が見えた



筋肉質だけど、太くなくどっちかというと細い腕


「え・・・」


なんで?

なんで?腕?


後ろを向きたくても腕に邪魔されて、後ろを向けない


「・・・瑞樹君?・・・だよね・・・?」

「・・・ん・・・」

寝ぼけた瑞樹君の声!!


珍しい・・・

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