もう一度だけ。
ビバ体育祭
- 陸side -
「何で俺があんな奴と一緒に体育祭盛り上げなきゃなんねぇンだよ・・・」
俺が机に頬杖を付きながら悪態をついた
「まぁまぁ仕方ないでしょ
やるっていったのは陸なんだからさ?」
「そうそう
俺たちの代表なんだろ?」
隼と雄大は俺には関係ないという顔をしてサラリと言った
「・・・ちッ」
「陸~ッつかさっさと行ってくンない?」
俺たちの会話に当たり前のように佐伯が割り込んできた
「は?何お前・・・突然来んじゃねーよ
ってか何で行ってなんだよ
まさかお前来ない気?」
「まさかも何も行かないし体育祭も出ないし?」
佐伯は当たり前のようにそう言って俺たちに背を向けた