もう一度だけ。
「お前下の名前なんていうんだよ」
異常な位目つきの悪い金髪が話しかけてきた
「別に」
「おい!すかしてんじゃねぇぞ!」
金髪は俺の肩を掴んで揺すった
――おぅおぅおぅ・・・
その時突然護が俺と目つき最悪金髪の間に割り込んできた
「ストップスト―――ップ!!
よッちゃんもそこまで!転校生困ってんじゃん」
「護が言うなら・・・」
目つき最悪金髪は渋々と俺から手を離した
「で?お前下の名前なにー?」
「んー?」
俺は悩むようなそぶりを見せた後護の耳元でささやいた
「優舞♪」
「へーそっかーってぇぇぇぇえええええええええ!?」
「ナイスリアクション」
俺が冷静に護に突っ込んでやると護は俺の腕を掴んで廊下に引っ張り出すとコソコソと話た
「本当に優舞!?」
護が半信半疑で聞いた
「本当も何も俺以外に優舞がいたら俺が許さない」
「まぁ・・・ってでもなんでそんなカッコしてんの?」
「あー・・・だって普通のカッコだと喧嘩売ってくるヤツがいるんだもん」
俺退学とかもう面倒だもん
「“もん”っておい・・・まぁいっか」
「そーいいのじゃ、俺今から優等生だから」
俺はまだ納得行かないという顔の護にピースサインをして教室に戻った