もう一度だけ。


公園にいるのは幸いなことに2・30人で関東最強といわれる俺たち龍舞にしてみれば多少人数が多くてもなんてことはなかった




「行くぞ」


護の合図で公園に乗り込んだ




「何してんだよ?」


護が大声で話しかけるとそこにいた奴らが振り向いた



するとそいつらは慌てるどころかニヤリと笑って手招いた






するとドコからかものすごい数の敵が現れて護がビクッとするのが見えた




「勝算は?」


おれが小声で護に聞くと護は何も答えなかった





――つまり"勝算が薄い"









いつの間にか俺たちは何千?と思われる奴らに囲まれていた






「どうすんの?」


「殺れるだけ殺る!」


護がそういうとみんなの目の色が変わった




―――人を傷つけることを躊躇(ためら)わない冷たい目・・・




「うおぉぉおおお!」




叫び声とともにものすごい数の人数がたった4人と戦い始めた



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