もう一度だけ。

総長




- 優舞side -



俺はいつものように適当にたまり場の廃工場で寝て当たり前のように昼過ぎに起きた


――今日は天気がいいな




廃工場を出ると太陽と逆光で顔までは見えなかったが4人の体つきのいい男が待ち構えていた・・・





俺は一瞬「はて?」と訳が分からなかったが日頃買ってる恨みから考えて多分・・・と思い当たる節はなくはなかった




「よぉ。遅いお目覚めで?」


「イケメン族の総長は喧嘩より朝が苦手でした~ってか?」


「ってか何?お前もしかして家ネェの?」


「うわー。ある種ホームレス!」





うわ・・・朝っぱらから面倒なのが来た・・・


そんなことを思いながらも「おはよう」とにこやかに挨拶をした



出来るだけ神経を逆なでしないように・・・と思ったのだが逆にまずかったらしい





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