もう一度だけ。

- 護side -



――いてｯ･･･


「護！早く来てよ～ｯ」


「姉貴ウルサイ」


そう言いつつも俺は久々に会った姉貴にちょっと嬉しかったり

――別にシスコンじゃねぇし





「足が～～」


「男の癖に弱音吐かないの！」



――ちぇっ･･･鬼






「護～～ｯ」


？



「護～～ｯ」


――ダレ？






「護！！」


俺は後ろから肩をﾎﾟﾝｯと叩かれ心臓がバックバク･･･





「誰だよ！」

怒りながら振り向くとそこには雄大がいた

「なんだよ･･･」

雄大は逆に驚いてたし･･･



――ってか

「んだ雄大かよっ！」

つまんね～

「悪かったな俺で（怒）」


――悪かったですけど？




「で？なんですか突然」


俺だってそこまで暇じゃない･･･
そう思い歩きながら話を聞こうとした･･･が


その瞬間雄大に腕を掴まれて強制連行（？！）された