もう一度だけ。


- 優舞side -


バシッ



突然何かを叩いたような大きな音がした





何かと思い音のしたほうを見るとそこには見慣れた男達4人と問わなくても姉と分かるくらい護にそっくりな女がいた






「何してんの?」

口を開いたのは俺ではなく倖凱



「あの・・・え~と?ねぇ・・・護のお見舞い!」


しどろもどろになりながら必死に隠そうと隼があわてた




「ココ病院じゃないんだけど?」


俺がそういうと

隼は真っ青になり陸は呆れ雄大は隼を睨み護はうつむいた



しかしその場の状況が読めてない護の姉であろう人物は俺たちを通り越すとケラケラと笑いながらおっさんを殴っていた








「「「「「「・・・・・・」」」」」」









「倖凱・・・帰るぞ」


「アイアイサー!」


――アイサイサーって古くねぇ?

そんなことを思いながらも俺と倖凱はオッサンたちに最後の蹴りを食らわしてからその場を去った


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