もう一度だけ。



「「「美舞・・・」」」



護を除く僕達3人がつぶやいた











美舞は部屋を出るとキョロキョロして誰かを探すようなしぐさをした




少しして目的の人物を見つけたのか小走りで走り去った


美舞が近付いたのはなんか優舞と似たような空気をもったイケメンだった





「倖凱!おそいよ」



美舞は怒るような笑うような口調で男に話しかけるとそのまま部屋に連れ込んだ










僕ら3人はそれからずっと上の空だった



護が「何があったんだ!?」と慌てていたが何も聞かないでくれた



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