もう一度だけ。


「アノ子・・・俺たちの初恋のヒトなんだよね」


「突然消えちゃったんだけどね」


「俺たちの・・・っていうか俺の所為なんだ」










「へぇ・・」




お前らそんな過去があったのかーッ



って・・・


「で?なんで落ち込んでんの?」



俺がNGワードを言ってしまった





すると3人はものすごい勢いで捲くし立てた


「俺等まだ告ってもねぇのに美舞が他の男といたって事は俺たち脈なしだろ!?
しかもアイツと一緒に部屋に入ったってコトは・・
その・・・ねぇ?」


そこまで言うと3人は黙り込んだ


「厭らしいことがあった・・・と?」






俺の助け舟に3人はコクリと素直にうなずいた


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