か弱い執事のご主人様


奨学金制度で入学した彼に白羽の矢を立てたと言ったら、


「確かに僕の家は、
あんまりお金無いですけど………」


少し悪く言い過ぎたかしら………


でもこの事は事実。


もうこの学院で、
私に対して純粋に接してくれるのは彼しかいない。


だから………


………私の執事になってくれますか??」
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