か弱い執事のご主人様


「……………/////」


言葉にならないほど恥ずかしいが、
時計を見たらかなりやばい時間だった。


「お弁当を作ってる暇は無さそうね、
今日は学食にしときましょ」


九条さんはぽんぽん服を脱いで下着姿になってしまった。


「九条さん!?


なんで服を脱ぐんですか!?」


「制服に着替えるのに寝間着のままじゃ出来ないでしょ??」


「そういう問題じゃなくてですね!!


女性が簡単に男の前で下着姿になるのはだめですよっ!!」


「だってここには葵以外の男はいないわ。


だったら気にする必要は無いじゃない」


頭を抱えた………


もしかして僕男として見られてない………??


「はぁ……………。


分かりました、
僕も着替えてきます………」


僕は制服を持って脱衣場に向かった。


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