ガルドラ龍神伝―闇龍編―
『それにあなたはこの神殿を守ろうと、先程魔法を繰り出した。
その勇気と信頼を讃え、私はあなたにこの剣を託します』
華龍女神セルランは、魔力のようなもので剣を操り、ニアロスに渡す。
≪セルラン・ブレード≫。――
それは華龍戦士の証であり、また信頼の象徴でもある剣。
ニアロスは魔界を守るために戦うと、華龍女神に誓った。
『よろしく頼みますよ、ニアロス。
そしてリタ王女、あなたが戦士達を導くようになる頃には、私達龍神の力をお貸ししましょう』
リタに誓いを立てた華龍女神セルランは、石像から語りかけるのを止めた。
リタ達が祭壇から出ると、先程華系魔道師ウィスパーと戦った跡が、嘘のように消えていた。
(きっと、華龍女神セルランが、聖なる力を注いで下さったおかげだ)
リタ達はそう思った。
その勇気と信頼を讃え、私はあなたにこの剣を託します』
華龍女神セルランは、魔力のようなもので剣を操り、ニアロスに渡す。
≪セルラン・ブレード≫。――
それは華龍戦士の証であり、また信頼の象徴でもある剣。
ニアロスは魔界を守るために戦うと、華龍女神に誓った。
『よろしく頼みますよ、ニアロス。
そしてリタ王女、あなたが戦士達を導くようになる頃には、私達龍神の力をお貸ししましょう』
リタに誓いを立てた華龍女神セルランは、石像から語りかけるのを止めた。
リタ達が祭壇から出ると、先程華系魔道師ウィスパーと戦った跡が、嘘のように消えていた。
(きっと、華龍女神セルランが、聖なる力を注いで下さったおかげだ)
リタ達はそう思った。