不良狼の一途な溺愛
「でも、御苅さん…あまりにも無防備すぎるから、蓮も理性を制御するんじゃないかな…。」
「いや、それはどうだろう…。俺は抑えきれずに暴走する予感。」
「あの…、何を言ってるのかサッパリなんですけど…」
二人の会話にイマイチついていけずに、首を傾げた。
「あっ、今のは俺らの勝手な想像だから、気にしないで?」
「う、うん……。」
そう言われると余計に気になってしまうけど…
深入りするのも何か変な気がするし…。
まあ、いっか。
「御苅さんが会いに行ったら、蓮のヤツ…喜ぶよ。差し入れも凄く喜ぶと思う。ずっと一人で家に居るから、まともな食事してないだろうし。」
えっ…!?
ずっと…一人?