桜の木の下でー落とした花びらが知っていたことー
女性「君の言いたいことは分かるよ。
でも君の人生を生きた僕だからこそ
これから起こるたくさんのことを
君が受け止めて
君なりに生きなきゃいけないって思うんだよ。」


少女「…けど…」


女性「君が生きた先に僕が居るかは分からない。
人生なんてそんなもんだろう?
それでも…
こんな結果でも…
僕は愛おしいと思うんだ。」


少女「…。」


女性「さあ…
君はここに長居すべきじゃない。」


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