桜の木の下でー落とした花びらが知っていたことー
そして私の前で立ち止まる。


「何ですか?」


絵理「もし納得出来ないのなら桜の木の下に願い事を書いた手紙を埋めればいい。
そしたら過去を変えるチャンスが手にはいる…。
そういう言い伝えがあるから。」


「それってどうゆう…」


私は無言で立ち去る。


そのとき。私のポケットから桜の花びらが落ちた。


地面に花びらが触れた瞬間。
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