桜の木の下でー落とした花びらが知っていたことー
湊「ここら辺に居れば会えるかなって思ってさ…。」


どうやらこの出会いは運命的なものではないらしい。


湊「急いでたみたいだけど大丈夫?」


絵理「うん…。」


長い付き合いだからなのか
湊の前に居るとさっきまでの混乱が引いていった。


湊「…横山?」


絵理「…ん?」


湊「なんか大丈夫?」


ふと、小学校ときのことを思い出す。
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