俺様王子は運命の人。


「は!?おい、涼介!!」

俺は布団に入り無視した。

だって、こんなにも幸せがあるのに何悩んでんだよ。

なんでそんな弱気なんだよ。

最高の相手がいるのに____。




-涼介side・終-




「まゆ~化粧水塗る?」

「ありがとう~」

織乃とお肌のケア中。


「まゆは本当に幸せ者だね~」

「え?」

「ヒロに愛されてるじゃん?」



うん。愛されてると思う。

けど、ずっとずっと悲しい思いしかしてない

あたしはまだヒロを完全に信じきれてないのかもしれない。







「まゆ、ヒロを信じてあげて?」

「え?」

「ヒロは本当に良い奴だから!!妹が言うんだから間違いなし!!」

織乃はピースしてベッドへ行った。





信じる、か・・・。




ヒロなら信じられる気がする。
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