とある霊能力者への相談
女の子は緊張の糸が切れ、パタリと布団の上に倒れた。
そしてようやくサアヤが眼を開ける。
「…んっ? トイレにでも行ってたのかな?」
布団から出ていた女の子を見て、勝手にそう思ったらしい。
「でも布団もかけないで寝るなんて…。まあ今日は疲れたものね」
布団をかけ直し、サアヤは女の子の頭を撫でた。
「今日はゆっくりオヤスミ」
そしてサアヤも欠伸をして、寝直した。
―と言うところで終われば、まだ良かったのかもしれない。
「…いや、良くないわ。って言うか、アレって自動で動くの?」
「んっと…。まあいつも制御しているワケじゃないけど、あの時、私寝惚けてたからさぁ」
睡眠を邪魔するモノを排除したいと言う気持ちが、無意識にアレを動かしてしまったらしい。
「ああいうことって結構あってさ。ついついいつもの癖で」
…無意識にアレを動かされたら、うっかり見てしまった人に、とんでもないショックを与えるだろうに…。
「それにホラ、女将にケンカ売られたでしょう? そのこともあるんだろうね」
そしてようやくサアヤが眼を開ける。
「…んっ? トイレにでも行ってたのかな?」
布団から出ていた女の子を見て、勝手にそう思ったらしい。
「でも布団もかけないで寝るなんて…。まあ今日は疲れたものね」
布団をかけ直し、サアヤは女の子の頭を撫でた。
「今日はゆっくりオヤスミ」
そしてサアヤも欠伸をして、寝直した。
―と言うところで終われば、まだ良かったのかもしれない。
「…いや、良くないわ。って言うか、アレって自動で動くの?」
「んっと…。まあいつも制御しているワケじゃないけど、あの時、私寝惚けてたからさぁ」
睡眠を邪魔するモノを排除したいと言う気持ちが、無意識にアレを動かしてしまったらしい。
「ああいうことって結構あってさ。ついついいつもの癖で」
…無意識にアレを動かされたら、うっかり見てしまった人に、とんでもないショックを与えるだろうに…。
「それにホラ、女将にケンカ売られたでしょう? そのこともあるんだろうね」