非常禁講師


「ほらほら!鐘鳴るから座れって。」



成瀬の存在にまだ疑問を抱いていた
私たちは入口に立ちっぱなしだった。


ふと教室を見渡すと成瀬へ視線を向け
話をしている子達が何人かいた。

どうやら私たちと同様に、
誰なのか知らないようだ。


とりあえず席に着くと鐘が鳴った。


< 6 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop