☆男子高校生の日常☆










「生きるって選択肢は…」



「ん?ないに決まってるじゃん」



「ですよね」



「俺優しいからさ、選ばしてやってるのにいやなんか言わないよね?」



「いやいや、優しさの欠片も見当たりません」









殺そうとしてる時点で優しさの欠片は崩れ落ちてるって


はやく拾い集めて!!






いや、よく考えてみろ




まず、この人は最初から優しさなんて持ってないはずだ







きっと、「優しさなんて言葉、俺の辞書にはない」の人なんだ!!










「…選ばしてやるなんて言った俺がばかだったね」



「だよね、やっとまともになってくれた」



「さっさと殺せばよかったんだね」



「えぇー!?とりあえず落ち着け!!」



「黙ってくれない?」



「…」








黒い笑みを羽織ったまま、近づいてくる






このままだと俺は殺されちまうよ!!







でも、それでもいいかも知れない




彼のそばにいけるんだから










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