君のための嘘
お昼過ぎのロマンスカーを予約していたので、朝はゆっくりだった。
朝食を済ませ、少し仕事があると言うラルフは自室に行った。
夏帆は旅行の荷物整理をしていた。
ベッドに置かれたクリスマスツリーがたくさん描かれている包装紙に包まれた物に視線が行く。
そうだ、渡したら今日、身に着けてくれるかな。
夏帆はプレゼントを持ってラルフの部屋のドアをノックした。
「ラルフ?」
「どうぞ? 入って」
ドアを開けて中に入ると、目にウエディングのパネルが飛び込んで驚いた。
美由紀一家が帰ると、恥ずかしいからと言ってリビングのパネルを外して写真たても引き出しにしまった。
当然、ラルフの寝室のパネルも外されたと思っていた。
朝食を済ませ、少し仕事があると言うラルフは自室に行った。
夏帆は旅行の荷物整理をしていた。
ベッドに置かれたクリスマスツリーがたくさん描かれている包装紙に包まれた物に視線が行く。
そうだ、渡したら今日、身に着けてくれるかな。
夏帆はプレゼントを持ってラルフの部屋のドアをノックした。
「ラルフ?」
「どうぞ? 入って」
ドアを開けて中に入ると、目にウエディングのパネルが飛び込んで驚いた。
美由紀一家が帰ると、恥ずかしいからと言ってリビングのパネルを外して写真たても引き出しにしまった。
当然、ラルフの寝室のパネルも外されたと思っていた。