君のための嘘

ラルフの彼女

黒と白のモダンなインテリアの焼き肉店に、ラルフは案内してくれた。


やはりここも値段が高そうなところだ。


この近辺は物価が高いのかもしれない。


4人掛けのテーブルに案内されて、腰をかけるとラルフはビールを頼んだ。


ビールが来るまでの間、今日はどうだったか、夏帆に聞く。


「お散歩に行ってきました」


「迷子にはならなかった?」


「はい 意外と方向音痴じゃなかったみたいです」


そこへビールとカルビが運ばれてきた。


しばらく美味しい肉や野菜を焼き堪能していた。


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