俺様君の彼女ちゃんっ!
第1章
出会い
「あのっ!…俺、入学式のときから一目ぼれして…良かったら付き合ってください!」
一目惚れ…ね。
体育館倉庫の裏。
もうすぐ授業が始まるというときに名前も知らない人からの気持ち。
「ごめんなさい…では、失礼します」
私はそれだけ言ってその場を去った。
「え~、優奈ったらまた断ったの?」
「まじで?しかも…その相手は岡野君!結構イケメンなのにもったいない」
「ちょっと…リナもハルも声でかいってば」
授業が終わってお昼休みいつもの場所でいつものメンバーでの時間。
私は島崎優奈。
高校入学してから約2ヶ月、仲の良い友達もできたし結構充実してると思う。
毎度のことながら同じ時間をすごす我が親友のリナとハル。
リナは背が低いのに大人っぽい。
ハルも背が高く大人っぽい。
そんな2人に囲まれた私はもともと童顔なのに幼く見える。
「だって一目惚れって言われたのはうれしいけどさ…タイプじゃない」
ここから少し離れた購買で買ったジュースを飲みながら話を続ける私。
「そう?結構良かったと思うけどねぇ」
「浮気しないのぉ」
ニマニマしながら言うリナにすかさず突っ込むハル。
リナは彼氏がいるんだよね…。
しかも、超ラブラブの。
「そうだよ、浮気はアカンでしょ」
「お前は関西人かっての」
また入るハルの突っ込みに顔を合わせて笑う私たち。
「いいね~リナは愛しのまーくんとラブラブで」
明らかに嫌味を放つハルに。
「いいでしょ?フフッ」
遠慮なしのリナ。
「…チッ」
「いや、怖いからハル。舌打ちしないの」
一目惚れ…ね。
体育館倉庫の裏。
もうすぐ授業が始まるというときに名前も知らない人からの気持ち。
「ごめんなさい…では、失礼します」
私はそれだけ言ってその場を去った。
「え~、優奈ったらまた断ったの?」
「まじで?しかも…その相手は岡野君!結構イケメンなのにもったいない」
「ちょっと…リナもハルも声でかいってば」
授業が終わってお昼休みいつもの場所でいつものメンバーでの時間。
私は島崎優奈。
高校入学してから約2ヶ月、仲の良い友達もできたし結構充実してると思う。
毎度のことながら同じ時間をすごす我が親友のリナとハル。
リナは背が低いのに大人っぽい。
ハルも背が高く大人っぽい。
そんな2人に囲まれた私はもともと童顔なのに幼く見える。
「だって一目惚れって言われたのはうれしいけどさ…タイプじゃない」
ここから少し離れた購買で買ったジュースを飲みながら話を続ける私。
「そう?結構良かったと思うけどねぇ」
「浮気しないのぉ」
ニマニマしながら言うリナにすかさず突っ込むハル。
リナは彼氏がいるんだよね…。
しかも、超ラブラブの。
「そうだよ、浮気はアカンでしょ」
「お前は関西人かっての」
また入るハルの突っ込みに顔を合わせて笑う私たち。
「いいね~リナは愛しのまーくんとラブラブで」
明らかに嫌味を放つハルに。
「いいでしょ?フフッ」
遠慮なしのリナ。
「…チッ」
「いや、怖いからハル。舌打ちしないの」