俺様君の彼女ちゃんっ!
それだけあって私は昔からパパとじいちゃんそれに一緒に飲んでたあいつらに稽古をつけられてきて……。




たぶん、いや絶対にそこらへんの男の人より強い。





でも嫌々やってきたやけじゃないから楽しいんだけどね。





だから今日みたいに早く起きた日とかは道場で稽古をすることがある。





それじゃなきゃ腕がなまっちゃうもん。





本当は…昨日だって。





昨日だって…私1人で十分だったのに。





昨日帰ってきてから私はおかしい。




昨日あった四天王。




同じ高校に通ってるけど…。




あんなに近くで見たのははじめて…。




その四天王のなかでも1人金髪男がいた。




確かに四天王と呼ばれるだけあってかっこよかったけど…。





けど、私がマサに平手打ちをしたとき他のみんなは呆然としてたのに…。





あいつだけ笑いをこらえてた。




それがどうしても頭の中に焼きついて…どうしようもなかった。




笑われたことに対して怒ってるのか…何に対して気になっているのかもわからなくて。





だからこそ余計気になっていた。




「…はぁ…集中できない」




気になって仕方がないから…道場に着たけどそれでも集中できない。




だからあきらめて違うことをすることにした。




時計を見れば6時半。




それでも40分ぐらいここにいたんだ…。




学校までは電車で15分。




バスで20分。




歩いていけば40分ぐらい。



どうしよっか…。




「よしっ…」




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