俺様君の彼女ちゃんっ!
「と、とりあえず2人とも落ちつこう?」



私の言葉に2人が深呼吸をする。



そして少ししたら。




「あのね…この前、私の誕生日があったじゃん?」



「「うん…」」




そう、2週間ぐらい前にあったリナの誕生日。




本当は当日に3人で誕生パーティーをしたかったんだけど…。



マサがいるから気を使って前日にパーティーをした。




「その日駅前で10時に待ち合わせしたんだけど…来なくって…」




「えっ!?マサ…来なかったの?なんで?」




私も同じことを思ったけど先にハルが言った。




「その日…7時くらいまで待ってたけど来なくて帰った…それからメールで妹が熱だして看病しなきゃいけないから…今度埋め合わせする…って…」



「妹が熱ね…続けて?」



ハルは探偵のようなポーズをとりながら言った。




「それならしょうがないから…結局その次の週になったの…」



それからの話はこう。



その日は2人で誕生日パーティーをしてここの…シフォンの話になったみたい。



マサに一緒に行きたいといったら、



『あ~あの、やたらフリフリのお店で女が多いところだろ?』



と言われたらしい…。



本人は気づいてないみたいだけどまさに行ったことのあるいいかた。



その日はリナの誕生日だったからあまり突っ込まないようにしたみたいだけど…。



昨日、事件はおこった。



昨日は日曜日でマサの家でマサがシャワーを浴びてるときに電話がかかってきた。




名前をみると女の名前で……つい、でちゃったみたい。



その女の名前は由香といって、



『将史の彼女さん?…2週間前に忘れたTシャツ明日渡すからそう伝えてください』




って言われた。





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